インテル Xeon W プロセッサーシリーズ
Xeon W-3500シリーズ(Sapphire Rapids-112L)は、16〜60コアを搭載し、112本のPCIe 5.0レーン、8つのメモリチャネルで最大4TBのDDR5-4800メモリのサポート、ECCメモリ(RDIMMのみ)、インテルvPro、インテル標準管理機能(ISM)が含まれています。W-3500の7つのSKUのうち4つ(Xシリーズ)は、アンロック倍率を採用しており、 オーバークロックを公式にサポートしています。一方、Xeon W-2500シリーズ(Sapphire Rapids-64L)は、8〜26個のCPUコアと、64レーンのPCIe 5.0接続、4つのメモリチャネルで最大2TBのDDR5-4800メモリのサポート、ECCメモリなどXeon Wのすべての機能を提供します。
インテル® Xeon® 6 プロセッサー・ファミリー
Intel® Xeon® 6は、クラウドコンピューティング、AI、アナリティクス、エッジ&IoT など、あらゆるユースケースに対応するように設計された新世代のプロセッサです。
コア数と電力効率が求められる高密度なコンピューティング環境から、強力なシングルコア性能が鍵となるAI/HPCアプリケーションまで、この新しいプラットフォームは、**Performanceコア(Pコア)とEfficientコア(Eコア)**の両方を備えることで、幅広いニーズに対応します。
さらに、柔軟なI/Oオプション、統合アクセラレータ、CXL 2.0デバイスのサポートを組み合わせることで、Intel Xeon 6は、あらゆるデータセンターのワークロード、業種、導入モデルにおける顧客ニーズを満たします。
第5世代インテル Xeon スケーラブル・プロセッサー
インテルの第5世代Xeonプロセッサーは、データセンターやエンタープライズレベルのコンピューティング環境向けに設計された高性能CPUファミリーです。この世代のXeonプロセッサーは、前世代に比べて性能、セキュリティ、および省エネ性能の向上が図られています。また、クラウドコンピューティング、仮想化、高性能コンピューティング(HPC)、およびビッグデータ分析といった幅広い用途に適応するように設計されています。
第5世代のXeonは、インテルの最新の製造プロセスを採用し、より多くのコア数、高速なメモリアクセス、改善されたキャッシュ設計を特徴としています。これにより、マルチスレッド処理能力が強化され、エンタープライズレベルのアプリケーションやデータヘビーなタスクでのパフォーマンスが大幅に向上しています。
第4世代インテル Xeon スケーラブル・プロセッサー
第4世代Xeon スケーラブル・プロセッサーは、新しくチップレットの技術が採用され、2種類あるダイ構成のうち、XCCは、4つのCPUダイが1つのパッケージ上に統合され、1パッケージで最大60コアを実現しています。 またCPUコアも、クライアントPC向けのCPU(第12世代Core、第13世代Core)で採用されているGolden Coveへと強化され、クロックあたりの性能が強化されたほか、新しい拡張命令のAMX(Advanced Matrix eXtensions)、さらにはQAT(QuickAssist Technology)、DLB(Dynamic Load Balancer)、DSA(Data Streaming Accelerator)、IAA(In-Memory Analytics Accelerator)といったハードウェアアクセラレータを搭載しており、CPUの処理をオフロードすることで電力効率を改善して、性能を向上させることができるとされています。
第3世代インテル Xeon スケーラブル・プロセッサー
第3世代Xeon SPには、Intelの新しい世代のCPUコア「Sunny Cove」が採用されており、最大40コアへと強化されています。メモリはDDR4-3200を8チャネル構成で利用でき、ソケットあたり最大6TBまで利用可能になっています。また、この世代から新しく64レーンのPCI Express Gen 4に対応し、PCI Express Gen 4に対応したOptane SSDなどを最大性能で利用可能になっています。
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