インテル® Xeon® 6 プロセッサー・ファミリー
インテル® Xeon® 6 プロセッサー・ファミリーは、データセンターやエンタープライズレベルのコンピューティング環境向けに設計された高性能CPUファミリーです。この世代のXeonプロセッサーは、前世代に比べて性能、セキュリティ、および省エネ性能の向上が図られています。また、クラウドコンピューティング、仮想化、高性能コンピューティング(HPC)、ビッグデータ分析、およびAI処理といった幅広い用途に適応するように設計されています。
・幅広いワークロードに適したハイパフォーマンスを実装
P-cores 搭載インテル Xeon プロセッサー 6700 / 6500 シリーズは拡張性を重視して構築されており、4S/8Sオプションに加えて1ソケットSKUのセットも提供されています。マルチソケット・プラットフォームは1ソケット当たり88レーンであるのに対し、1ソケット・プラットフォームでは136レーンと、周辺機器やストレージデバイス向けのPCIeレーンを増やすことで、シングルソケットでのI/Oが大幅に増加しています。このソケット当たりのI/Oの向上により、電力/レイテンシーの非効率性が解消され、プラットフォームのコストをより最適化できます。
・汎用ワークロードのワット当たりのパフォーマンスを最適化
インテル® Xeon® 6 プロセッサーの効率は、サーバーの使用率増加に伴い、スケーラブルなワット当たりパフォーマンスを提供します。これは、パフォーマンスが要求されるワークロードにおいて高負荷時に電力を効率的に使用し、タスクを高速に完了できることを意味します。
・エッジにおける生産性を向上し、レイテンシーの解消を支援
高性能なコンピューティング・リソースをエンドユーザーやデバイスに近い場所に配置することで、エッジの生産性とレイテンシーを向上させます。P-cores搭載インテル Xeon 6 プロセッサーは、エッジサーバーへの高度なAIモデルの導入を可能にし、数千ものIoTデバイスから迅速にインサイトを得るために必要な処理能力を提供します。
P-cores
採用
多用な用途に対応し、サーバー台数の集約によってTCOを削減
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最大86
コア
専用コアにより、より多くのタスクを同時により高速に処理(6700P)
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MRDIMM
サポート
MRDIMMサポートにより最大8,800MT/sを実現。またDDR5-6400によりメモリ周波数とスループットを向上
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同一プラットフォーム
サポート
P-coresとE-coresは同じプラットフォームを共有しているため、インフラ内の多様なワークロードを管理可能
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PCIe 5.0
レーン
1ソケット当たり88レーンをサポート。1ソケット構成のサーバでは136レーンをサポートしI/Oを大幅に高速化
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CXL 2.0
サポート
メモリコヒーレンシとアクセラレータのダイレクトメモリアクセスによるパフォーマンスの向上
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