PanFSの主な機能一覧
機能
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説明
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ファイルシステム
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オブジェクトベースのクラスタアーキテクチャを活用し、クラスタ全体のファイル処理を管理し、システムのパフォーマンスを最適化
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シングルネームスペース
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ファイルシステムは、全てのストレージノード(ブレード/サーバ)にデータを分散しますが、単一のキャッシュの一貫性をもったネームスペースも提供
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複数のデータアクセスプロトコル
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同時に複数のデータアクセスのモードをサポート(DirectFLOWとNFS/SMB/CIFSのデータパス)
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合理的なマネージメント機能
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ストレージシステムの構築と運用において、一般的に問題となる動的な負荷分散と、完全に自動化されたプロビジョニングなどの運用管理タスクを削減
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シングルコンソール管理
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集中管理可能なシステム・アップグレード、仮想ボリュームとディスク・クォータ、スナップショット性能と容量管理レポート、障害やシステムリソースに関する警告などの機能の提供
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RAID 6+ 三重パリティデータ保護機能
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2台のストレージノードの同時障害から確実にデータを保護 - シングルセクターディスク修復をサポート
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スケールアウトに伴う信頼性の向上 |
ドライブ全体を保護する従来のRAID グループではなく、ソフトウェア・ベースのネットワーク分散イレージャーコーディング(Erasure Coding : 消失訂正符号)を使用して個々のファイルを個別に保護 |
サイズの小さなファイルの三重ミラーリング |
サイズの小さなファイルの高度な保護と優れたIOPSを両立し、SSDのスピードによる高速な再構成を実現 |
ファイルのパラレル再構築性能がリニアに向上 |
高速なシステム全体のパラレル再構築により、スケールアウトに伴う再構築性能の低下を回避 |
ファイルシステムの可用性拡張 |
3台のドライブの同時障害が発生した場合でもファイルシステムの可用性を維持し、ビジネスの持続性を確保
(EFSA: Extended File System Availability)
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スケーラブルなクライアント側のパラレルデータ処理 |
クライアント環境の増加に合わせてパラレル処理を拡張することができ、ハードウェア構成RAIDのボトルネックを排除 |
エンタープライズグレードのMicrosoft® Windows® サポート
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商用ライセンスに基づくSMB プロトコル
- SMB 3.1 (幅広いWindowsクライアントサポート)
ヘテロジニアスなコンピューティング環境への対応
- 高精度なACL(Access Control List)のサポート
- ADサポート拡張:Trusted Domainサポート
シンプルな管理
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可用性の向上 |
ファイルシステムは、ボリューム単位で管理可能 |
セキュリティ機能向上 |
DirectFlowプロトコルでのIPベースでのExport機能 |