Q. オーバークロックの一般的なメリットとデメリットは?
オーバークロックには以下のようなメリットとデメリットがあります。
メリット
- より高い性能を実現し、計算処理速度を向上
- 逐次処理(シングルコア)の計算時間を短縮
- 対話処理などでのレスポンスを大幅改善
デメリット(一般的な製品の場合)
- 製品保証が受けられず、自己責任となる
- 安定性が低下し、24時間365日運用が難しくなる
- 他のパーツに負担を与え、寿命が縮む可能性
- 設定に専門的な知識が必要
ただし、KRONOSワークステーションとORION HFサーバ はこれらのデメリットを克服した製品です。
・メーカー保証付き(3年間無償修理・交換)
・事前検証済みBIOS設定により導入直後から安定利用可能
Q. ターボブーストとオーバークロックは何が違うのですか?
オーバークロックとインテルプロセッサ標準機能のターボブーストは異なる技術です。
詳細な比較については「(技術解析)オーバークロックとは?」の資料をご参照ください。
Q. オーバークロックでの動作に保証はありますか?
通常のインテルプロセッサは定格設定でのみ保証されますが、
オーバークロック対応製品では以下を提供しています:
- 高性能冷却システム
- システム全体の検証とサポート
- ビジネス利用を前提とした安定保証
- 標準で3年間の製品保証(無償修理・交換)
Q. オーバークロック設定は自分で行う必要がありますか?
ORION HFシリーズとKRONOS シリーズでは、最適なBIOS設定を行った状態で出荷しています。
通常はそのままご利用いただけますが、環境によってはクロックを下げる必要がある場合もあります。
複数の動作クロックに対応したBIOSプロファイルを用意しており、ユーザガイドに記載しています。
※ただし、お客様独自のBIOS変更は保証対象外となる場合があります。
Q. オーバークロックでシステムが不安定になることはありませんか?
周辺温度やアプリケーションにより、不安定になる場合もあります。
出荷時より低いクロックのBIOSプロファイルを利用することで安定性を確保できます。
不具合や不安定動作が発生した場合は、必ず弊社にご相談ください。
Q. WindowsやLinuxで利用可能ですか?特別なソフトは必要ですか?
はい、通常のWindowsやLinuxをご利用いただけます。
サポートOS: Microsoft Windows(64bit)、Red Hat Enterprise Linux、CentOS。
その他OSについては弊社にお問い合わせください。