VDURA Data Platform V5000

AI・HPCワークロードに最適化されたスケールアウト並列ストレージ

VDURA V5000 は、GPU を利用した AI 処理や大規模データ解析環境に対応する 高性能ストレージプラットフォームです。フラッシュ性能を活かした高速処理から、 大容量データ領域まで用途に応じて柔軟に構成可能です。

AI・HPC向けに設計された並列ファイルシステム

V5000 は VDURA のフラッシュ最適化並列ファイルシステム VDURA V11 を採用しています。 単一のグローバルネームスペースからアプリケーションへ直接データを供給し、 AI ワークロードや HPC アプリケーションに必要な高帯域データアクセスを実現します。

DirectFlow® クライアントにより、ストレージノードからアプリケーションへ 直接データを転送する並列データパスを構築し、 ノード追加に伴うスケーラブルな性能拡張が可能です。

VDURAアーキテクチャ

VeLO(Velocity Layered Operations)

VeLO は高速メタデータ処理のために設計されたキー・バリューストアです。 AI ワークロードで発生する大量のファイル操作を効率的に処理し、 データは 3 重複製により高い耐久性を確保します。

VPOD(Virtual Protected Object Device)

VPOD は仮想化された保護ストレージユニットであり、 スケールアウトストレージの基盤となるアーキテクチャです。 数千ノード規模のクラスターでも一貫した並列性能を提供します。

用途に応じた柔軟なストレージ構成

VDURA V5000 は、ワークロードに応じてストレージ構成を柔軟に選択できます。

  • NVMe を中心とした高性能フラッシュ構成
  • フラッシュと HDD を組み合わせたハイブリッド構成
  • 大容量 HDD を活用した容量重視構成

フラッシュノードを追加することで性能を拡張し、 容量エンクロージャを追加することで ペタバイト規模のストレージ環境へ段階的に拡張することが可能です。

このような用途に適しています

AI学習・推論基盤

GPU サーバーに対して継続的に高帯域でデータを供給する必要がある AI 学習・推論環境に適しています。大規模データセットを扱うワークロードにおいて、 ストレージ性能がボトルネックになりにくい構成を実現します。

HPC・科学技術計算

シミュレーション、数値解析、モデリング、可視化処理など、 高速な並列アクセスが求められる HPC 環境に適しています。 単一ネームスペースでデータを扱えるため、クラスタ運用にも適しています。

研究機関・大学の大規模データ基盤

研究データの保存と高速処理を両立したい環境に適しています。 フラッシュ重視の性能構成から、HDD を組み合わせた容量重視構成まで選択できるため、 予算や用途に応じた設計が可能です。

解析処理とアーカイブの両立

処理対象のホットデータには高性能なフラッシュ領域を、 長期保存データには大容量領域を活用することで、 性能とコストのバランスを取りながらストレージ基盤を構成できます。

高い性能とスケーラビリティ

IOPS性能

  • フラッシュノードあたり 最大 1.2M IOPS
  • 最小構成で 最大 3.6M IOPS
  • 大規模構成では数千万 IOPS クラス

スループット

  • 構成に応じて TB/s クラスの帯域
  • ノード追加に伴う線形スケール

容量

  • 最大 26PB / ラック
  • ペタバイト規模の拡張が可能

信頼性

  • 最大 12ナインのデータ耐久性
  • エンタープライズ環境に対応

運用のシンプルさ

VDURA V5000 は、すべてのノードを単一の GUI または CLI から管理可能です。 スケールアウト構成であっても運用の複雑さを抑え、 少人数でのシステム運用を可能にします。

システム設計・導入について

Scalable Systems では、AI 開発基盤、研究用途、解析処理基盤など、 お客様のワークロードに応じたストレージ構成の設計・構築を行っています。 フラッシュ構成や容量構成、ネットワーク構成を含め、 最適なシステムをご提案いたします。