インテル® Xeon® W 搭載製品

ワークステーション向けに最適化された高性能CPUを搭載した最新モデルをご紹介。

インテル® Xeon® 6 プロセッサー搭載製品

次世代データセンター向けプロセッサーによるサーバー製品ラインアップをご案内。

AMD EPYC 9005/9004 搭載製品

高スループット・高効率を実現するサーバー向け製品群をご紹介しています。

高速化製品ソリューション

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NVIDIA H200 NVL搭載GPUサーバ

次世代メモリHBM3eを採用したGPUによる、高性能AI/推論向けサーバをご案内。

ACTIVESTOR ASU-150 / ASU-150X

先進のストレージアーキテクチャを採用した、ASUシリーズのご紹介。

VDURA V5000-All Flash アプライアンス

AI・HPC・分析用途に最適な、オールフラッシュNAS製品をご紹介。

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NVIDIA RTX PRO搭載ワークステーション

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ダウンロード 【1.6MB】2009.10.15
ストレージ技術と現在の並列分散システムでの利用に関する動向をまとめた資料です。

【オブジェクトベース製品紹介】
オブジェクトベースの技術を利用したスケールアウトNAS製品を 製品ホームページ で紹介しています。。 より具体的な製品情報などについての情報を掲載していますので、ご参照ください。

1) 【オブジェクト指向】
オブジェクト指向は良く聞くことばですが、その基本概念を理解することは重要です。 オブジェクトは独立して存在するそれぞれ固有の役割・責務をもつ存在です。これらの存在は、孤立することなく、お互いにメッセージを交換して協調して分散処理を行っています。 オブジェクト指向の応用技術で重要なのは、この「自律分散協調動作」であり、オブジェクト指向の応用技術は、この動作によって、全体としては一つの仕事をしています。
オブジェクト’Object'の日本語訳としては、「もの」「対象」「目的」などが一般的ですが、単なるものではなく、目的をもった視点から目標となる対象がオブジェクトになります。
Scalable Performance of the Panasas Parallel File System
Panasasのパラレルファイルシステムについて、その技術解説と性能ベンチマークの数値を示したUSNIXで発表された論文です。
ダウンロード 【0.1MB】HTML


Parallel I/O in Practice
ダウンロード【11MB】


SC09 チュートリアル資料


トップページ > プロジェクトコンサルテーション > スケールアウトNAS - 技術動向とトピックス
オブジェクト・ストレージ - オブジェク指向のストレージ技術

最近注目を集めている技術にオブジェク指向1) のストレージ技術があります。オブジェクト指向でのストレージ技術は、ファイルをディスク上のどの領域に格納するのかを決めるといった、通常はサーバOSが担当している低レベルの処理をストレージ・デバイス自身(オブジェクトベースストレージ)に機能として持たせ実行させるものです。
従来のストレージ・システムは、ディスク・ドライブとその固有のインターフェースに依存してデータの永続的な保管を行います。これらのインターフェースが依存するのは、ブロック・ストレージというストレージ方式です。ブロック・ストレージでは、データは固定サイズの小さなブロックに分けられ、データのブロックがそのマッピング (ファイルシステムのメタデータ) とともに受け渡されます。オブジェクト・ストレージ・システムで用いている手法は、これとはかなり異なります。オブジェクト・ストレージ・システムが管理するのは固定サイズのブロックではなく、可変サイズのオブジェクトとそのオブジェクトに関連付けられたメタデータです。 (メタデータが、そのオブジェクトに関するシステム・レベルの情報を提供)



 
この技術によりストレージ・デバイスは、保存したデータに対して強固なセキュリティ・ポリシーを適用したり、保存期間を設定し自動的に削除させたりといった高度なデータ管理が可能になったり、IO処理を高度に並列化することが可能となります。アプリケーション・サーバとオブジェクト指向のストレージ技術を搭載したストレージとのデータのやりとりは、アプリケーション・サーバがストレージに格納されたファイルにアクセスする際、ファイルのメタデータを管理しているストレージ管理サーバにファイルの扱いに関する情報(アクセス権や更新禁止など)を問い合わせることで、その情報に沿った形でのファイル・アクセスが可能になります。
パラレルNFS とグローバルネームスペース

ファイルサーバとしてはネットワーク接続ストレージ(NAS)が、データの共有やそのマネージメントの容易さなどもあり利用されています。しかし、スケーラビリティやCAEアプリケーションが必要とするI/O性能の実現に関しては様々な限界とボトルネックが指摘されています。NASのデータ共有と管理運用の利点を持ち、その弱点であるスケーラビリティとI/O性能の限界を引き上げボトルネックの解消を実現するテクノロジーとしてパラレルファイルシステムとグローバルネームスペースが注目されています。

オブジェクト指向のストレージ技術を並列分散ファイルシステムとして活用するスケールアウトNASは、計算処理システムの主体がクラスタに移行しつつある現在のITインフラにおける重要な技術となっています。スケーラブルシステム株式会社では、ワークフローとワークロード の大幅な改善を可能とするスケールアウトNASに注目して、その可能性を検討しています。
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