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トップページよくあるご質問(FAQ)仮想化ソフト vSMP Foundation
質問 利用しているアプリケーションは、全てMPIベースの分散メモリ対応のものです。 共有メモリを特に必要としない環境でvSMPを利用するメリットはありますか?
回答 多くのお客様は、vSMP Foundation を利用した共有メモリシステム上でMPI版のアプリケーションを利用しています。実際には、vSMP上で利用 されているアプリケーションとしては、 MPI版の方が多いことも事実です。 このようなクラスタ環境(分散メモリ)を想定したアプリケーションを主に使うワークロードに対してのvSMP Foundation 利用の利点は以下のよ うなものになります。

アプリケーション実行性能とアプリケーション利用時のメリット
  • ScaleMP社は、vSMP Foundation の特徴を最大限に活用したMPICH2互換の最適化MPIライブラリを提供しています。このライブラリを利用す> ることで、クラスタ環境で実行する場合と同等以上の性能を実証しています。
  • MPIベースの分散メモリ用のアプリケーションでも、プリ・ポスト処理などで大容量メモリが必要になる場合があります。 vSMP Foundation では、 このような大容量メモリを必要とするプリ処理とメインのシュミレーションを単一プラットフォームで実行可能です。
  • 複数のアプリケーションを使って、連成解析などを行うような場合には、各アプリケーションが必要とするリソースに違いがありますが、 vSMP Foundation では、 システムを仮想化することで、リソース要求に柔軟に対応可能となります。
  • vSMP Foundationでは、各ノードのHDD/SSDをすべてOSからアクセスすることが可能です。 各ノードのSSD/HDDをRAID1構成にして、それらをソフトウエアRAID0構成で束ねることで、大容量の高速ファイルシステム として利用することが可能となります。

システム運用上のメリット
  • クラスタを仮想化し運用と管理の容易なシングルシステム を構築可能になることで、管理の複雑なクラスタソリューションに代わる理想的な選択肢が提供されます。
  • vSMP Foundationをクラスタ管理ソフトウエアとして利用することで、(1)クラスタ管理(2)ユーザ管理(3)共有ファイルシステムといった、クラスタシステムを構築するときに導入を検討する必要のあるソフトウエアやツールを標準のOSツールだけで実装することが可能となります。

質問 大きな共有メモリを必要としない環境でもvSMP Foundationの利用にはメリットがありますか?
回答 クラスタを仮想化し運用と管理の容易なシングルシステムを構築可能になることで、管理の複雑なクラスタソリューションに代わる理想的な選択肢が提供されます。

質問 vSMP Foundation のオンデマンドプロビジョニングとはどのようなものですか?
回答 クラスタシステムをリソースプールとして、必要な計算機システムの構成を動的に再構成してSMPサーバを構築することを「オンデマンドプロビジョニング」と呼んでいます。 vSMP Foundation Advanced Platform は、VM構築に際してリソースを指定して起動を行い、そのリソースをシングルシステムに再構成出来ます。この機能を活用して、プロビジョニングを行います。プロビジョニングの機能をバッチシステムやクラスタ管理ツールに組み込むことで、これらのプロビジョニングは、システムの管理者や利用ユーザの負担を最小限にすることが可能です。
オンデマンドプロビジョニングについては、豊富な実装経験が弊社にはありますので、お問い合わせください。

質問 通常のサーバ(クラスタ)とvSMP Foundation を利用したVMシステムを切り替えて使うことは可能ですか?
回答 vSMP Foundation はソフトウエアによるVM構成を提供します。その実装に関しては、Infnibandで接続されたサーバやクラスタシステムがあれば、そのハードウエア構成の変更を必要としません。サーバの起動時にvSMP Foundation をロードするかしないか、又は、ネットワークブート時に指定されたサーバがvSMP Foundation のブートを行うように設定されているか否かの設定などで、簡単に切り替えることが可能です。

質問 vSMP Foundationを搭載したサーバのベンチマークなどの性能情報はありますか?
回答 vSMP Foundationの開発元であるScaleMP社のホームページに様々な性能データが掲載されています。SPECベンチマークのような標準ベンチマークや様々な分野での商用アプリケーション、オープンソースのアプリケーションなどの性能が紹介されています。
その他に、弊社で計測した性能データや情報を弊社のベンチマーク情報ページにも掲載しています。是非、ご参照ください。

質問 vSMP Foundation Freeとはどのようなものですか?
回答 ScaleMPのホームページからソフトウエアをダウンロードして、無償で利用出来るオプションです。 ライセンスを購入することなくvSMP Foundation でのシステム仮想化によるメモリ拡張が可能となります。
vSMP Foundation Freeでは、メモリ拡張が利用出来ますが、 システム拡張として他のノードのCPUコアを拡張して利用することは出来ません。また、利用に際して、以下の制限があります。
  • システムの拡張は最大8台まで(2ソケット、4ソケットサーバのいずれでも)
  • ノードロックでのライセンス発行(ネットワークからのブートは出来ません)
  • 拡張可能な最大メモリは1.5TB
  • 利用出来るCPUコアはプライマリノードに搭載されたCPUコアのみ

vSMP Foundation Freeを利用してのシステム構築をご依頼いただく場合には、別途、ご相談ください。

質問 vSMP Foundation で構築出来るSMPシステムの最大構成はどのようになりますか?
回答 vSMP Foundation でのシステム仮想化は、最大128ノードが最大構成となります。vSMP Foundationにはサポートするプロセッサコア又は論議プロセッサは最大16,384となります。vSMP Foudation ではインテル ハイパースレッディング・テクノロジーも利用可能です。例えば1ノードにクァッドコアプロセッサのXeon 5600番台を2台搭載するサーバを16台構成でvSMP Foundationでの仮想化を行うと論理プロセッサ数が256のSMPシステムとして利用可能となります。

質問 vSMP Foundation は、クラスタシステムをあたかも単一システムであるかのように管理することソフトウエアですか?ユーザに提供するのは、シングルシステムビューでしょうか?
回答 vSMP Foundation は、ハイエンド仮想化として、システムのシングルシステムを実現しますが、実現するのはシングルシステムイメージです。シングルシステムビューでは、管理ソフトウエアやバッチシステムによって、クラスタ上のリソースの共有を行いますが、 vSMP Foundation は、OSに完全なシングルシステムイメージを提供します。そのため、Linuxカーネルがすべてのリソース(CPU、メモリ、IO)管理を行い、特別な管理ソフトウエアやバッチシステムを必要としません。

質問 vSMP Foundation によるVM構成では、各ノードの構成(プロセッサタイプやメモリサイズ)を同じにする必要がありますか?
回答 VMを構成する各ノードの構成は必ずしも同じ構成である必要はありません。搭載するプロセッサのモデル(動作クロック、キャッシュサイズ、コア数など)が違っても、全プロセッサコアが利用可能なSMPとして構築可能です。利用時の効率を考えるとある程度は、均等なスペックのプロセッサでの構築が望ましいとされています。
プロセッサの種類などが違う場合には、特定のプロセッサだけを利用可能な構成でVMを構成することも可能です。この場合には、搭載プロセッサは均等構成となり、システムの全ノードの搭載メモリを利用可能となります。
各ノードのメモリサイズについても、サイズが違ってもVM構成は可能ですが、利用時の効率を考えるとある程度は、均等なサイズであることが望ましいとされています。

質問 vSMP Foundation を利用したシステムでは、稼働中に構成ノードに障害が発生した場合はどのようになりますか?
回答 vSMP Foundation を利用した Linux システムは、一般のSMPサーバと同じように、システム内で障害が発生した場合には、システムは再起動します。障害の状況によっては、障害発生ノードだけを除外してvSMPシステムが起動します。

質問 vSMP Foundation を利用したシステムでのソフトウエア障害対応は?
回答 vSMPはサーバを仮想化してSMPシステムを構築致します。そのため、構成ノードにハードウエア障害が発生するとシステムはダウンします。vSMPでは、障害部分だけ切り離して、再起動することも可能です。各ノードのハードウエア障害への対応は、通常のクラスタなどと同じです。vSMPでの仮想化時もIPMIなどは通常のクラスタと同様に利用可能ですので、ハードウエアのモニターや障害の検知などは可能です。

質問 vSMP Foundation を利用したシステムでのソフトウエア障害対応は?
回答 vSMPの問題などで再起動してしまうような場合には、再起動後、ログの取得をお願いしています。そのログをお送りいただき、適時弊社でパッチを用意するなどしています。また、常時ログを取得しておいて、障害時にそのログをお送りいただき対応することも可能です。ソフトウエア障害の場合、通常、再起動出来ないということはほとんどありません。 ハードウエア障害とソフトウエア障害の切り分けもログから行うことが可能な場合もあり、弊社で切り分け作業を行うこともあります。

質問 vSMP FoundationでサポートされているLinux OSのバージョンは?
回答 以下のLinux OSについては、ScaleMP社が検証済みです。このリスト以外のLinux OSでの利用をご希望の場合には、弊社にお問い合わせください。
  • Red Hat Enterprise Linux 5/6 (RHEL5-6) 及びこれらと同じバージョンのクローンOS
  • Novell SuSE Linux Enterprise Server 11 (SLES11, SLES11SP1-3)

質問 一般のLinuxで稼働しているツールやアプリケーション(オープンソース及び商用)を利用する場合、再コンパイルやvSMP Foundation用のバージョンなどが必要ですか?
回答 Linux上のアプリケーション、ツールについては、100%の互換性を保証しています。特に再コンパイルなどは必要ありません。商用アプリケーションもLinux OSのバージョンで検証されているものについては、vSMP Foundation 上で該当Linux OSが稼働していれば問題ありません。

質問 vSMP Foundation を利用したシステムでは、リソース管理などはどのように行うことが可能でしょうか? バッチシステムなども利用可能でしょうか?
回答 vSMP Foundation を利用した Linux システムでは、最新のNUMA対応カーネルがリソースの効率的な利用を可能とします。システムのリソースは、シングルOSが管理することにより、より効率的な利用が可能です。もちろん、バッチシステムなどの併用も可能です。

質問 vSMP Foundation 製品の仕様と機能について説明してください。
回答 vSMP Foundation 製品は用途と規模に応じて、最適な製品の選択が可能です。 詳しくは、vSMP Foundation 製品仕様(機能)一覧をご覧ください。
これらの製品仕様に応じて、ソフトウエアライセンスの購入が可能です。ソフトウエアライセンスには、フリー版、通常ライセンスとAdvanced Platformライセンスの3つのライセンスオプションがあります。通常ライセンスとAdvanced Platformライセンスの違いは、サポートするノード構成とライセンスモデル(ノードロックとフローティング)になります。

質問 vSMP Foundation 製品に応じたライセンス費用とサポートサービスの資料などはありますか?
回答 vSMP Foundation 製品に関するソフトウエア費用とサポートサービスについては、弊社にお問い合わせください。ソフトウエアライセンス費用とサポートサービスに関する情報を含む製品ご説明資料もご用意してあります。これらの資料のダウンロードについては、弊社にお問い合わせください。

質問 vSMP Foundation にあるパーティション機能とはどのようなものですか?
回答 vSMP Foundation のパーティション機能は、vSMP Foundationで仮想化されたサーバ内を2ノード以上の複数の仮想サーバに分割します。このパーティション機能を利用すれば、複数の任意のサイズの仮想化サーバを複数利用出来ます。vSMP Foundation Advanced Platformでのネットワークライセンスを利用することでも複数の任意サイズの仮想化サーバを利用することが出来ます。vSMP Foundation の利用が可能なハードウエア構成であれば、ネットワークの任意のノードを組み合わせて仮想化サーバとすることが出来ます。パーティションの場合には、細分割する仮想化サーバは特定のノードに制限されます。

質問 ScaleMP versatile SMP (vSMP)とはどのようなものですか?
回答 ソフトウエアによるSMPシステムの構築を可能とする技術であり、独自のアーキテクチャを持ちます。'versatile SMP (vSMP)’という名称に示すように、このアーキテクチャは、広範囲な用途に活用できるSMPを目指しています。
特徴としては以下のような点があります。
  • 標準OSと標準HWだけで構築可能
  • ユーザと管理者からは、完全に普通のSMPとして利用・運用可能
  • BIOSの拡張によるSMPの実装の実現
システムの起動時に、ScaleMP versatile SMP (vSMP)がシステムに読み込まれた後は、通常のSMPシステムとして起動されます。OSは標準のLinuxディストリビューションでお使いいただけます。また、アプリケーションに関しては、100%の互換性を保証しています。

質問 vSMP Foundation の実機評価を希望する場合には、どうすれば良いでしょうか?
回答 弊社にお尋ねください。vSMP Foundation のライセンスサーバのお貸出しを行っております。ライセンスやソフトウエアをセットアップしたサーバのお貸出しサービスです。お客様のサーバやクラスタ環境で、vSMP Foundation を直ぐに利用することが出来ます。
リモートでのシステムアクセスなどによる性能評価や弊社社内システムのお貸出しなどを行っております。
vSMP Foundation には、vSMP Foundation Free という無償ライセンスも利用可能です。

質問 vSMP Foundationを搭載したサーバでLustreなどの並列ファイルシステムは利用可能ですか?
回答 vSMP Foundationでは、InfiniBandなどでのI/Oもサポートされています。 これらのInfiniBandでのI/Oを利用して、LustreやGPFSのような並列ファイルシステムを利用することは可能です。 10GbEを利用した並列ファイルシステム(例えばPanasasのDirectFlow)なども利用可能です。Panasasについては、 vSMP向けに最適化されたLinuxカーネル用のPanasas DirectFlowモジュールの提供が可能です。
また、vSMP Foundationでは、各ノードのHDD/SSDをすべてOSからアクセスすることが可能です。 各ノードのSSD/HDDをRAID1構成にして、それらをソフトウエアRAID0構成で束ねることで、 大容量の高速ファイルシステムとして利用することが可能となります。

質問 vSMP アプライアンスサービスとライセンス購入でのシステム構築との違いは何ですか?
回答 vSMP アプライアンスサービスでのVM利用に関して
vSMP Foundationのライセンスは無期限で利用可能です。従った、一度、購入していただけば、そのライセンス利用期限には制限はありません。
vSMP アプライアンスサービスでは、ライセンス購入ではなく、vSMP Foundation のサービスだけを導入してご利用いただくものです。 VM利用はこのサービスの購入期間だけ可能となります。 vSMP Foundationをクラウド環境で利用する場合などに最適なサービスとなります。また、初期投資を抑えながら、必要計算リソースを仮想化によって、構築可能なこのサービスとなります。 (vSMPサポートプラットフォームについては、弊社に思い合わせください。)

vSMP Foundationライセンスとソフトウエアについて
vSMP Foundation のライセンスは、vSMP アプライアンスサービスとして提供するライセンスサーバにバンドルして提供されます。 サービス期間中はこのサーバを利用してVM構築を行うことになります。また、このサーバには、最新のvSMP Foundationソフトウエアや 最適化ツールパッケージなども搭載されており、容易なVM構築を支援します。
vSMP アプライアンスサービスは、他のサポートサービスと同じように任意の期間でのサポート契約が可能です。

vSMP アプライアンスサービスでのVM構築に関して
VM構築に関しては、ご要望に応じたVM構成の構築が可能です。このVM構築については、別途、構築費用をその構成に応じてお見積り致します。 また、導入後のコンサルテーションなどもご要望に応じて対応致します。

質問 vSMP Foundationの最新版の情報は公開されていますか?
回答 vSMP Foundation は1年ごとにメジャーリリースとして、大きく機能強化されたバージョンをリリースしています。
それ以外でも機能拡張と性能向上を図ったマイナーリリースが数か月毎にリリースされています。
現在の最新版は、vSMP Foundation 7.0.215.36 (Apr 21, 2016)です。リリースノートなどの詳細情報をご希望の場合には、弊社にお問い合わせください。

参考資料: vSMP Foundation Version 7 新機能と機能拡張について (PDF形式 100KB)
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